【花山三由】2007年2月「花が咲くといいね。」
花山三由(ハナヤマミユ)。
私には、その名前が一番しっくり来ている。
けどその名前を使っていたのは三ヶ月くらいだった。
彼の事を「西條」だと思い込んでいる人もいれば、「西田」だと思っている人もいれば、「陽一さん」だと思っている人もいる。
つまり、彼はいろんな名前を持っていて、いろんな顔があった。作曲家や、新聞の記者(カメラマン?)や、韓国アニメの制作や。全部、嘘らしいけど。
けれど、私にとっては「花山三由」で、私を拾ってくれたアイドル事務所の社長。
事務所は秋葉原にあって、毎日のように秋葉原に通っていた。
一番、メディアにも出ていて、歌も歌っていた時代。
花山は、廃墟風のスタジオをレンタルして、服も全部買ってくれて、写真も自ら撮ってくれた。
正直、私にとっては詐欺かどうかよくわからなかった。
そのくらい、よくしてもらっていた。
アイドルだった当時・・・こんな感じでしたね(笑)
「アキバ系ブラック萌えアイドル」でした。
悪戯子猫。「絶対領域」が流行っていた頃です。
結局、花山は詐欺罪に問われている最中に、亡くなったんだけどね。
それはそれは壮絶な体験をした。
何が真実で何が嘘かわからなくて、みんな敵でみんな味方で、わけわからなかった。
怖い思いをいっぱいした。
黒服の男に消されるかと思った(マジで)
ブログを始めたのも、花山のすすめがあって。
でも、最初は「アメブロ」じゃなくて、「ココログ」だったんだけどね。
イベントコンパニオンの仕事を始める時に、アメブロに切り替えました。
芸名を決めていた時に3つくらいに候補を絞った時に「花咲トキ」という名前をすごく気に入ってくれて「トキちゃん、この名前にしようよ!」って推してくれて。
会うといつも「花が咲くといいね。」っていつも優しく笑いかけてくれました。
凄く、愛されていました。
彼が亡くなった時、私は百合の花を捧げました。
音楽活動で使っている名前「Lily tesrs」の根源は、これです。
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