【平山不二】2012年4月「花を愛でるという感覚。」
不二のモデルをしていた「ギ装置R」さんの写真を見て、惚れこんで「不二のモデルになりたい!」と私からコンタクトをとったという異例のカメラマン平山不二が撮る写真は、廃墟とか退廃的で物悲しい写真が多い。
私はその写真に「憧れ」が強すぎて、自らを「死」の感覚と近づける事でそれを表現したいと思っていたのだけれど、この日は公園でとても可愛らしい写真を撮ってくれた。
「あ、不二ってこういう写真も撮るんだ!」と新しい一面を知った。
不二はもともと風景写真家で、心から花が好きな人なんだ。
「花咲」という名前をつける程、私も花が大好きで。
不二がこんなにも花を愛しているのを知って、一緒に「花を愛でる」感覚で写真を撮る事が出来るようになったのは、この日から。
「写真撮られる時、笑ってもいいんだ!」って知った日。
不二といる時は、素直に気持ちよく花を愛せる。
被写体としての役目を終えても、不二とはずっとお花見友達で居たい。
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